<<<思いつきからのスタート!>>>
つい先日、半端に余っていた豚の切り落とし肉を見ているウチに、急に回鍋肉が食べたくなり、衝動に走ることにしました。
あちこちのレシピを見て回って、とりあえず必要な食材を確認。
・豚肉
・キャベツ
・ピーマン
・ニンニク
こんだけ?割と少ないじゃん。
甜麺醤と豆板醤はあるし、出来るんじゃネ?
ってことで、今回は出来上がりを想像してひたすら走ることに決定!!(大丈夫か?)
<<<暴走の始まり>>>
切り落とし肉は薄くて形も不揃いだけど、自分1人で食べるんだから何でもいいか、と言い聞かせてゴーインにマイウェイ♪
…そもそも回鍋肉って、なんで鍋を回すって書くんだろ?
…焦げ付かないようにフライパンを動かし続けなきゃいけないんだろうか?
などという根拠のない事を考えながら、自分なりに納得しないままスタートしました。
<<<ラビリンスの迷走>>>
・まずは豚の切り落とし肉。(150gくらいだったと思いますが…?)
いろんなサイトで紹介されてるレシピによれば、豚肉は油通しするとか…?
そんな、面倒くさいし、よく分からない事なんか省略することに決定!!(そんなことしていいのか?)
じゃぁどうする?
そうだ、鶏むね肉みたいにコーティングしてみようか♪
さっそくポリ袋に入れて、塩を小さじ半分入れてもみもみして、さらに片栗粉を大さじ1杯入れて、またもみもみ。
ハイッ、豚肉OK!
・次はピーマン。
ピーマンのアタマを親指でぐぐっと押し込むと、バコッといって種が取りやすくなるって、知り合いから聞いた事があるのでやってみました。
種を取り除いてから水洗いして、縦に4等分。
(ピーマンって、自然界で出来たものの割には作り物のような見事な色つやですよね♪)
・最後はキャベッさん
私は丸いキャベッさんをザクッと切らず、一枚ずつ葉っぱを剥がして使うんです。
なので正直、何枚剥けばちょうどいいのか分からないのがつらいところ(汗)
基本的に大抵のものは、少ないよりは多い方がいいと言うスタンスなので、自分に逆らわず多めに葉っぱを剥きました。
このキャベッさん、買ってきたときからすると半分くらいの大きさになったんで、結構葉っぱが柔らかいんです。
そんなキャベッさんをざく切りにしてあげました。
ついでにニンニクさんもスライスしてあげましたよ。
(何?ついでにだって?忘れてたクセに(笑))
<<<ステージ2へ>>>
ここからは火を入れたり味を付けたりの、未知の世界へ突入です。
・まずは肉に火を通さなきゃ…
(ってんでフライパンで焼いてみます。)
・肉に火が通ったらニンニクを投入
(焦げ付かないようにね。)
・ニンニクの香りに襲われたら、ピーマンとキャベッさんを投入
(キャベッさんが多すぎたので、4分の1残しました。)
全身に力が入ったままの野菜君たちは、なかなかフライパンで寝返りが出来ません(汗)
みんなの力が抜けてきたら、いよいよ味付け。
何をどの順番で入れていったらいいか分からないので、サシスセソの順番に照らし合わせればいいのかな、と。
ところが、これから入れたいものは豆板醤、甜麺醤、日本酒。
サ…サ行じゃない!!
しょうがないので、とりあえず手に取ったこの順番で入れていくことに。
基本的に大抵のものは、少ないよりは多い方がいいと言うスタンス、とかいいながら、さすがに味付けは多すぎたら困るので、様子を見ながら入れました。
小さいスプーンで軽く1杯ずつフライパンに入れ、全体にからませてから日本酒をちょっと。
最後に醤油をちょっと香り付け程度入れて、表向きはステージ2をクリア!!
ちなみに、炒めるときは強火で、味付けの時は中火で闘いました。
回鍋肉もどきの完成です!!
<<<真実の扉>>>
もどき?
あとあと調べたら、回鍋肉って調理工程で複数の鍋を使い回すことからこんな名前になったとか…。
つまり、今回フライパンひとつで出来たので回鍋肉じゃなくて、回鍋肉もどきだったってことになりました。
でも、食べてみたらちゃんと回鍋肉っぽかったので、結果オーライってことでご勘弁を…(汗)