ちくわでエビチリもどき
エビを口にする機会なんて、飲み会の時か年末年始くらいのもんで、普段はエビを買おうとも思わないのが、赤裸々な私の実生活なんです。
でも、エビチリはいつか作ってみたいと思っていました。
というより、素人が作るのは到底ムリなんだと決めつけていました。
ただ、どんな料理も誰かが作っているんだから、条件が揃えばきっと私にも作れるはず、というのが私の基本的な考え方なので、いよいよ今回挑戦してみることにしました!
とはいえエビは高級食材、エビに手を出せない、エビがない、という貧乏連鎖。
やむなく今回もなんちゃって系として、もどきを作ることにしました。
<<<準備したもの>>>
***食材***
・ちくわ 4本
・長ネギ 1/2本
***調味料等***
・料理酒 小さじ2
・砂糖 小さじ1
・ウェイパー 小さじ半分
・胡椒 少々
・片栗粉 大さじ1
・酢 少々
・サラダ油 焼き用と調味用に少々
***その他***
・果てしない野望 胸のポケットいっぱい
<<<食材費概算>>>
・ちくわ 70円くらい
・長ネギ 30円くらい
・調味料 30円くらい?(算出不能(汗))
合計 多く見積もって130円くらい
<<<作業手順>>>
・お前はエビなんだ、とちくわに言い聞かせながら、斜め45度、幅5ミリ厳守で切り、風格をかもし出す。
・エビのつもりになったちくわをポリ袋に入れ、片栗粉を入れてもみまくり、粉まみれにする。
・チリソースを作る段階でも、エビではないことは誰にも内緒にしておく。
・上からの指示により、ショウガとニンニクをみじん切りにする。
・長ネギは特別待遇なので、粗みじん切りにして待機してもらう。
・先にちくわをフライパンで焼いておく。
・フライパンにサラダ油を引き、水戸黄門の助さん格さん的存在のショウガとニンニクを、焦げ付かないように弱火で炒める。
・香りが立ち上ったら豆板醤とケチャップ、ウェイパー、料理酒、砂糖、コショウたちを入れて混ぜ合わせる。
・受け入れ体勢が整ったら、粉まみれでエビかちくわか自分でも分からなくなったヤツを入れて、タレを絡めるように混ぜる。
・VIPルームで待機していた長ネギをフライパンに案内する。
・ちょっと気取ってオリーブオイルをちょっと入れる。
・酢をちょっとだけ入れ、片栗粉でとろみ調整をして決裁を待つ。
・決裁が降りたらありったけの気持ちをこめて、完成!と叫ぶ。
<<<反省点>>>
片栗粉でちくわを粉まみれにしたのはよかったんですが、片栗粉が多すぎたようで、フライパンで合わせた段階で、とろみがつき始め、結果的にとろみ調整は水を入れるだけになってしまいました(笑)。
でも、これ、エビじゃなくてもいいんじゃね?と思わせるほど、ちくわは意外なほど力を発揮してくれました。
私としては申し分ない味なので、チャレンジをお勧めします。