【あと7日】
始めなければ始まらない
令和4年5月16日、私は友人の手ほどきを受けながら、初めてブログを開設しました。
ブログそのものの概念というか、存在そのものに対する理解がないままスタートし、最初のウチは何をどう書けばいいのか分からなかったのですが、とりあえず書き始めてみようというところからようやく動きだしたんです。
でも心のどこかに、「どうせまた長続きしないんだろうな」といういつもの自分がいたんです。
これまで友人とともにYouTubeで頑張ってみようと、一時動画を作って公開したりもしていましたが、いつも企画倒れで一向に波に乗れず、ただ月日が経ってしまうばかりでした。
今まで何も始まらないままでいたのに、今度はブログを始めようなんて…。
いろいろ考えてばかりで、なかなか最初の1歩が踏み出せませんでした。
当たり前のことですが、とにかく自分が始めようとしなければ、何も始まらないんですよね。
よくここまで来たもんだ
私の場合、記事ネタとしてはほぼ何もない状態でしたが、ひとり暮らしであるが故に毎日向き合わなければならない”食”をテーマにしたら、少しでも記事が書けるんじゃないかと思い、漠然とした状態からスタートしました。
だからここまで長く続くなんて、正直思っていませんでした。
実際、最初は週に2回くらい記事を投稿していこうと考えていたんですが、いざ始めてみると、投稿しないでいることになんとなく罪悪感が生じてきたんですね。
「今日投稿しなきゃ、また止まってしまう。」
「また元に戻ってしまうのはイヤだ。」
「やめるのはいつでも出来る。」
「今は続けるしかない、続けるのは今しかない。」
「行けるところまで行かなきゃ!」
そんな気持ちが湧いてきたんです。
「よし、目標を立てよう!」
「じゃぁ、100回まで続けよう!!」
ドラえもんの野比のび太くんみたいな単純な決め方ですね(笑)。
(実はこの目標を立てたのは、50回を過ぎた辺りなんですが(汗)。)
何のため?誰のため?
還暦を過ぎてアパートでひとり住まいしている私は、自分がひとりで生きていくために、生きていくのに絶対必要な「食」を身につけなければならないと思って料理を始めました。
もちろんそれまでも、何かしら作ってはいたんですが、肉と言えば肉だけ、魚と言えば魚だけを焼いて食べるみたいな、料理とは言えないような食材単品のものがほとんどで、どうしてもメニュー的にも栄養的にも偏りが出来てしまう状態でした。
さらにそれだけだと、いずれはインスタントものやカップ麺に頼るようになってしまう。(実際そんな日が少なくはありませんでした。)
今まではまだそれでもなんとか食いつないで来たんですが、これからまだもう少し生きていかなければならない事情もあり、このままではいけないと思い、しっかりした食生活を続けて行くことに決めたんです。
ひとりで生きていくということは、死ぬまで生きていかなきゃならないということ。
当たり前のことのように聞こえますが、この言葉の意味と重さが伝わるでしょうか?
還暦を過ぎてひとり暮らしをしているということは、私の周り(そば)には私を助けてくれる人がいないということなんです。
今自分がやりたいこと、やらなければならないことがある以上、何が何でも自分の力で生き抜かなければならないんですね。
ひとりでも生きていけるんだという証として、自分が作ってきた料理を記録していきたい。
本当は自分が作った料理を誰かに伝えるためだけじゃなく、自分用のメモやノートとして残しておきたいというところから始まったんです。
年金生活者としては、いずれは幾ばくかの収益も期待して始めた面も否定は出来ませんが、年老いていく自分にもこんなことが出来るんだという足跡を残したいという思いがあるんです。
目指すところ
今日で連続93回。
あと7日で目標にしていた100日連続投稿が達成します。
途中何度か行き詰まりかけたこともありましたが、何とかここまで来ました。
先のことなんてまだ分かりませんよね。
でも、出来るところまで頑張ってみます。
100回を目指して、行けるところまで行ってみます。
そして100回を達成したあとは(達成出来なくても(汗))、料理だけじゃなく若干軌道修正・調整をしながら、自分の普段の生活に関係する記事も残していきたいと思います。
目標達成まで、あと7日。