ズボラ爺の台所

安い食材で簡単にできる料理を、自分なりに試しているだけの独身ジジイです。

自作シュウマイにチャレンジ!

何の予備知識もなくどこのレシピも参考にせず、とりあえずやってみるという企画をやってみました。多分、いつもよりちょっと長い記事になるかもしれませんが、心してご覧ください😅

 

 

ずっと前からの願望だったんですが

餃子とかシュウマイを自分で作ってみたいという気持ちはずっと前からありましたが、なかなか難しそうだったので手を出せずにいました。

 

数日前、帰宅して今夜は何を食べようかと考えたとき、冷蔵庫には死にそうなひき肉(いや、ひき肉なんだからもうすでに生きてはいないんですが…💦)と前回使って余っていたシュウマイの皮、常備野菜のタマネギくらいしかありませんでした。

 

でも、このメンバーが「オレたちいるんだからシュウマイ作れるんじゃね?」って言いたそうな表情でこっちを見ていたんですねぇ😅

 

そもそも無謀だし…

そんな経緯から、この日は時間的余裕なんかない日だったんですが、シュウマイ作りに挑戦してみることにしました。

 

もちろん、シュウマイの中身は豚ひき肉以外の具材を知らないほどの、経験も予備知識もレシピの準備もなく、自分なりの出来上がりのイメージだけでスタート。

 

振り返ってみると、この時なぜ「多分上手く行く」と思ったのか未だに分かりません🤔???

 

でもそう決めたんだし…

ゴチャゴチャ言っても始まらないし、ほかに今夜のメニューは思いつかなかったんで、やるっきゃない!ということで、正直ダメ元スタートしました(あ~恐っ😅)。

 

でも、他に晩飯として出来そうなものがないときの「ダメ元」って、つまりは今晩、何にも食べられるものがないって事なので、その辺、失敗は覚悟の上の挑戦です。

 

晩飯は何時になることやら…。

 

ひき肉をどうするのか…

タマネギをみじん切りにして、ひき肉と一緒に肉団子やハンバーグみたいにコネコネするだけでいいのかな?(肉団子もハンバーグも作ったことないけど…💦)

 

食べるとき醤油をつけるから、ここで味付けはいらないのかな?

 

小麦粉とか片栗粉とか入れなくていいのかな?

 

入れるとすればどっち?

 

などなど、いろいろな疑問が湧いてきましたが、結局はポリ袋にタマネギとひき肉を入れ、塩をちょっと入れ、チューブの刻みニンニクを入れ、どっちか迷った挙句片栗粉を大さじひとつ入れてみました。

適当でいいんだよ!ダメ元なんだから😅

 

おおむね正解でした

ポリ袋をモミモミしながらシュウマイの皮の袋をふと見ると、裏ッ側に作り方がちゃんと書いてありました。

 

最初っからそこを見ておけば迷うこともなかったんですが、それでも結果としてほぼ間違ってはいなかったみたいでしたね。(ちょっと胸をなでおろしました😅)

 

出来上がりを想像して…

つまりはひき肉をシュウマイの皮で包めばいい訳なので、そこは難しくはないだろうと簡単に思いやってみました。

 

いつだったか一番安いウィスキーを買ったときに、おまけでついてきた計量カップがちょうどシュウマイの大きさくらいに見えたので、これに詰めれば簡単にできると思いました。

 

ところがやってみたら思惑とは違い、なかなか上手くいかないんですね、これが。

でも何個か作っていくうちに少しずつ要領がつかめてきて、後半はほぼ同じくらいの大きさで、包み方も均等になって来ました。(そうは見えないかもしませんが…💦)

 

何でも回数をこなせば上手になるもんですね😅(いや、そんなに上手じゃないし…💦)

 

全部包み終わったあと、この計量カップは使わない方がよかったかな?と反省しました💦

 

大問題発覚!!

シュウマイを包み終わり準備が整ったと思いきや、うちにはせいろも蒸し器もないのに、どうやって火を通したらいいかなというところで立ち止まりました。

 

ここまで来てやめるわけにもいかないので、なんとかして蒸す方法を考えてみました。

 

要は水蒸気がたくさん上がってその熱で柔らかく火が通ればいいわけなので、ちょっと工夫してみました。

 

実は以前鶏むね肉を蒸したことがあったのを思い出し、もう一度それをやることに決定。

 

蒸し器代用作戦

大きめの鍋にカサ上げ用として皿を1枚敷き、その上に割り箸を渡して平たい皿をのせる。

これで鍋とカサ上げ用の皿に水を入れて蓋をし火にかけると蒸し器みたいになりました。

よし、これで行こう!試してみる時間も惜しかったので、即結構。

シュウマイを皿にのせてそのまま蓋をし、お湯が沸いたところでちょっとふたを開けてみたら、思惑通り湯気が立ち上がりました。

 

あとは火が通れば…

生のシュウマイを蒸すにあたって、水蒸気がどれくらいのパワーがあるのか、どれくらいの時間で火が通るのか見当もつかないので、その辺はちょっと不安でしたが、差し当たって15分くらいで様子を見ることにしました。

 

恐る恐る鍋のふたを開けると大量の湯気が立ち上がると同時に、美味しそうなシュウマイの匂いが立ち込めました。

そんな中の一番大きくて肉厚の1個を割ってみると中心まで完璧に火が通っていました。

 

味見をしたら…

火の通り具合を確かめたシュウマイを試食してみると、いろんなところでよく食べているシュウマイに引けを取らないくらいの美味さだったので、もう大満足でした。

 

そんなシュウマイを食卓に運んでからは推して知るべし。

190gのひき肉で作ったシュウマイはアルコールとともにその日のうちに消費してしまいました。

 

反省点…

計量カップを使わない方がよかったことと、シュウマイを蒸すときにギュウギュウに詰めたら隣同士くっついてしまったことくらいでしょうか。

この次シュウマイを作るときは、この点に気をつけて再挑戦してみようと思うジジイなのでした。

 

今日のひとこと

無計画で事を進めるのはそれこそ無謀ですが、それが大成功した時の感激は膨大なものでした。この感激は正に、してやったり😏でした👍

 


年末にもかかわらず、今日も長々としょうもないお話でしたが、最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。

 

またのお越しをお待ちしております。