春を告げる野草「フキノトウ」。
このフキノトウの葉っぱのところだけを使って、天ぷらを揚げてみました。
出来上がりはこちら。
自己満足度 ・・・70%
美味しさ ・・・70%
難易度 ・・・40%
難易ポイント・・・衣と揚げ具合
出来栄え ・・・60%
コスト ・・・小麦粉片栗粉の分
お勧め度 ・・・70%
総合評価 ・・・天ぷらとしては◎
(あくまでも個人的な判断基準です💦)
食材はフキノトウ
私の住む東北でも、春の野草フキノトウはそろそろ少なくなってきましたが、今回そのフキノトウの花ではなく、葉っぱを天ぷらにしてみました。
時期的にもう茎もだいぶ伸びてきていたし、葉っぱも大きいところはあまりいい感じじゃなかったのもあって、ついついフキノトウ全体の写真を撮らないまま始めてしまいました。(じゃあ何の葉っぱか分からないじゃん!)
下ごしらえ
普通野菜は皮を剥いたり切ったりしてそのまま天ぷらに出来ますが、聞いたところによると山菜や野草の場合ほとんどはアク抜きをしなければならないそうです。
そこでまずは食べられそうな葉っぱをもぎ取りしっかり洗ったあと、アク抜きのため水に浸して一晩おきました。
バッタ液って?
だいぶ前に一度天ぷらに挑戦したことがありましたが、記憶が曖昧だったのでいつものように動画を探しまくり、いくつか調べてみました。
基本的には小麦粉を水で溶けばいいらしい事が分かり、さらに片栗粉も入れるとサクッとできるなど、ちょっとしたコツも発見。
そのほか、あまり混ぜすぎず、ダマがあっても気にしない、冷たい水を使う、氷を入れるなどなど。
中には卵液に粉を溶くってのもありましたが、今回は水だけで挑戦です。
とりあえず少しずつ
どれくらいのバッタ液が必要かも分からなかったので、とりあえず小麦粉大さじ2と片栗粉大さじ1を混ぜ合わせて作ってみることに。
春とはいえ東北の水道水はまだ冷たいので、水を冷やしたり氷を入れたりする必要もなく、水道水を直接少しずつ入れながら練りました。
普通に天ぷら
まずは直径15センチくらいの小さめの鍋に2センチくらいの油を入れ、弱火で熱しておきました。
ザルで水を切っておいたフキノトウの葉っぱを、ワシャッとひとつかみバッタ液の中に入れ、全体に絡ませたら油に投入。
ジュワァ~ッという心地いい音。衣が安定するまで様子を見て一丁上がり♪
鍋が小さいのでこれを何回も繰り返します。(が、バッタ液は結果的にちょっと足りませんでした)
天つゆは…
大きな皿に結構な量の天ぷらが出来上がり、次は天つゆ作り。
しばらく前に作っておいたそばつゆの返しがあったので、それを薄めたところに白ダシを少し入れて完成。
サクッサクに揚がったフキノトウを天つゆにつけていただきました。
ん~、春の香りが…かすかに…するような、しないような…?
ちょっと期待外れながら、わずかな春の香りを楽しむジジイなのでした。
今日のひとこと
春の野草
食べられる春の野草にはフキノトウのほか、つくし(土筆)もあるようですね。
卵とじとかにすると美味しいとか…。
私の活動範囲ではあまりつくしを見かけないのですが、ちょっと散歩がてら探してみて、また違った春を味わいたいと思っています。
今日もしょうもないお話でしたが、最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。