ズボラ爺の台所

安い食材で簡単にできる料理を、自分なりに試しているだけの独身ジジイです。

おでん作ってみました

雪国の年末、だいぶ冬の寒さに慣れてきたと言ってもやはり寒い日は寒いワケで、そんな日に温かい「おでんの大根」を食べたくなりました。

 


目標物


夕方いつものスーパーに買い物に立ち寄ると、入り口付近に並んでいた大勢の大根が私を迎えてくれました。

 

これは買わないワケにはいかないぞって雰囲気だったので、安かったし1本立派なのを買い物かごに入れました。

 

大根はいいとしても、おでんとなると具材がいろいろ必要だし面倒くさそうに思えたので、ひき肉のあんかけにでもしようかな…などと計画を変更して、他の具材は買わず目標物の大根だけをゲットしました。

 


秘密兵器の活用


帰宅してすぐ水を入れた大きな鍋に、7cmくらいのダシ昆布を3枚入れて15分くらいほったらかしました。

その間に大根を半月に切り、鍋に投入してグツグツ。沸騰したところでその大きな鍋をそっくりそのまま保温器?の中に入れてまた放置。

これ、引っ越しの荷物の中から見つけた掘り出し物の秘密兵器。

外側が保温器で内側が調理鍋という構造で、昔で言う魔法瓶状態にして火を通すと言った優れものです。

 


路線変更案


沸騰したらしばらくやることがなくなったので、ならやっぱり大根だけじゃなくなんかその辺にある食材を入れてみようということに。

 

そこで冷蔵庫の中を探検してみると、ほぼ常備しているちくわとはんぺんが、待ってましたとばかりに挙手しました。

 

さらにはその奥でひとり片割れになった厚揚げが、人なつっこいまなざしで私を見つめているので、みんなを庫外に連れ出しそれぞれの希望に添って切り分けてあげました。

おっと、冷凍庫の中で凍傷になりかけたウインナーたちが助けを求めているじゃないですか!



すぐさま救助して、他のみんなと一緒にしてあげました。

そうだ!タマゴも茹でたら仲間入りさせられるじゃん!というわけで空いたコンロで茹でタマゴを作ることにしました。

 


軌道修正完了


茹でタマゴを作ったあと、しばらくほったらかしていた大根の事を思い出し、様子を見てみることに。

 

蓋を開け菜箸を刺してみるとまだもう少しな感じだったので、もう一度コンロで沸騰させてまた保温器へ。

 

さらに20分も経ったでしょうか、今度は冷蔵庫から見つかったメンバー全員を鍋に入れ、おでんへの方向が確定しました。

 


未知との遭遇


調味料のストックにおでんの素みたいのがあったんですが、せっかく昆布で出汁を取ったのにそれじゃぁ面白くないなと思い、ここでYoutubeに助けを求めたみたら、リュウジお兄さんのレシピが面白そうだったので、参考にさせてもらいました。

 

なんと、ヤマキの白ダシとオイスターソースのみ!?まさかと思いましたが、ダメ元で走ってみました。

 

途中味見をしてみると、もやもやした不安が一気に吹っ飛んでいきました。

 

大正解!!リュウジお兄さん、ありがとう!!

 

白ダシの完成度、オイスターソースの意外性など、私の料理知識が新時代を迎えた一瞬でした。

もちろん大満足の中、たらふくいただいたジジイなのでした。

 


今日のひとこと

 

茹でタマゴを入れたおでんなんですが、私は半熟トロトロの茹でタマゴが好きなので、おでんに入ってる茹でタマゴもそうであって欲しいんです。

 

というわけで実験。

先にトロトロ茹でタマゴを作っておいて、おでんを器に盛り付けてからその茹でタマゴを同じ器に入れて数分待つと、おでんの具なのに半熟トロトロのままの茹でタマゴが楽しめました。

 

 

今日もしょうもないお話でしたが、最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。

 

またのお越しをお待ちしております。