ズボラ爺の台所

安い食材で簡単にできる料理を、自分なりに試しているだけの独身ジジイです。

【鶏ももシチュー】ワンパンで意外と簡単 完全自作のクリームシチュー

寒い冬にぴったりのクリームシチュー。思えばここ数年食べたことがなかったんですね。しかも今までは市販のルーを使っていましたが、今回は完全自作に挑戦してみました。まずは出来上がりがこちら。

自己満足度 ・・・95%
美味しさ  ・・・95%
難易度   ・・・20%
難易ポイント ・・・焼き加減
出来栄え  ・・・95%
コスト   ・・・在庫処分につき不明
お勧め度  ・・・80%(控えめに…)
総合評価  ・・・今と昔のコラボ
(あくまでも個人的な判断基準です💦)

 


シチューが食べたい


ルーの買い置きなんてしていないにもかかわらず、ある日突然シチューが食べたくなりました。

 

ブログを始めて以来、食べたくなったら作らずにはいられない性分になったようで、冷蔵庫から何から探し回り、具材になるものを探してみました。

 

結果、ドアポケットの牛乳、暗いところに隠れていたジャガイモ、冷蔵庫の野菜室の奥で忘れられていたニンジン、そして使い残っていたしめじと、前日に目的もなく買ってきた鶏もも肉を見つけました。


ルーも作ってみようか

クリームシチューを作るにあたって、結果として我が家にないのはルーだけという状況でした。

 

でもそのためだけにわざわざスーパーまで行くのも面倒だったので、ルーも何とか作れないものかと、困ったときのYouTubeを飛び回ってみました。

 

やはり、探してみるもんですね、見つけましたよ。

作る量によって変わるんでしょうが、私が見た動画では2人分として20gのバターを溶かして、薄力粉を大さじで2つくらい混ぜて練るだけでできるらしいじゃないですか。

 

これでメンバーがそろったはず…。


やばそうな食材…💦

改めて食材の確認です。まず、鶏もも肉と玉ネギとしめじは問題なく準備完了。次は5cmほど葉っぱが伸びた上半身だけのニンジン。

 

長い事存在を忘れてたけど、ニンジンなら大丈夫だろうということでササっと下ごしらえ完了。

 

残すは暗闇から現れた恐怖のジャガイモが2個。

 

立派な芽を出して鬼のような形相でしたが、健康的なジャガイモ色でハリもあったので、ちょっとドキドキしながら採用。

 

それぞれの具材を一口大に切り、ジャガイモは研ぎ澄ました包丁で芽を取り除き、水に浸しておきました。


難しいところはない

料理職人さんや料理研究家の皆さんが、研究を重ねて作り上げたレシピを無視して美味いものができるわけがありません。

 

とはいうものの、シチューっていわゆる煮込み料理でしょうから、ルーさえ出来ればあとは迷うところはありませんよね。

 

鶏もも肉をフライパンに入れて軽く焼き目をつけたら、そこにタマネギやニンジン、しめじを入れて一緒に炒めます。

タマネギに少し火が通ったような気がしたら、水にさらしておいたジャガイモと水200~250ccを入れて、出来れば蓋をしてしばらく煮込みます。


初めての牛乳…

今までシチューと言えば、具材を煮込んで市販のルーを入れて出来上がりという、ほとんど何も考えないで作っていたので、料理に牛乳を入れるという概念がなかったんです。

 

つまり鍋に牛乳を入れるのは今回が初めてというわけで、200ccの真っ白な牛乳を鍋に入れる瞬間、これでホントに大丈夫なのかと肩甲骨のあたりに緊張が走りました。

 

具材に火が通ったのを見計らって、ドキドキの状態で鍋に初牛乳を入れると、みるみるシチュー色に変わり最高の気分に!!


自作シチューの完成

小さじ半分くらいの塩と香り付けに胡椒を少し入れた後、いよいよルーを溶かし入れます。

 

先に作ったルーの分量が意外と少なかったので、これで足りるのかなと不安だったんですが、混ぜていくうちにルーが溶けてちょうどいいとろみがついて来ました。

まさしくシチューの完成です。特別なものは何も使っていないのに、市販のルーで作ったのと遜色ない出来に、アルコールを飲まないうちから感激に酔いしれるジジイなのでした。



今日のひとこと

お客様は神様か?

私は商売人じゃありませんが、いつからお客様は偉くなったんでしょうか?

「オレは客だぞ」とか「客に向かってその口の利き方は何だ」とか「いつまで待たせる気だ」とか…。

そもそも、売る側と買う側、サービスをする側と受ける側という関係なので、そこには売買契約のように契約というものが存在しているんですね。

その時点で両者は対等なんです。

客が「オレは買ってやるんだぞ」と言うなら、店側は「オレは売ってやるんだぞ」と言ってもいいってことになると思います(けんか腰になっちゃいけませんが😅)。

世知辛い世の中、お互い持ちつ持たれつという関係を忘れちゃいけませんよね。

 


今日もしょうもないお話でしたが、最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。


またのお越しをお待ちしております。