遠い昔、母がよく作ってくれたナス料理を、かすかな記憶を辿りながら再現してみました。
ふっくらしたナスを「うり坊」のように縦に皮を剥き、ゴマ油とニンニクで炒め、甘醤油で煮てみました。
出来上がりはこちら。
自己満足度 ・・・80%
美味しさ ・・・75%
難易度 ・・・30%
難易ポイント・・・調味料のバランスかな
出来栄え ・・・80%
コスト ・・・80円くらい?
お勧め度 ・・・個人的に大好き
総合評価 ・・・あの味にならなかった
(あくまでも個人的な判断基準です💦)
初めてじゃないけど
実は数年前に、亡き母の作り方をまねて何度か作ってみたことがあるんです。
でも、実に久しぶりなのでその時の作り方を覚えていなくて…。
しょうがないので、得意の「出来上がりを想像して」進めることにしました。
どうなりますことやら…。
長ナスがうり坊に
短くて小さなナスだと味が染みにくく、美味しく出来なかった記憶があるので、ふっくらした長ナスを買ってきました。
でもナスが長いままだと食べにくいので、横半分にカットします。
さらに味が染み込みやすいように、皮の一部を縦に長く剝きます。
なんとなくイノシシのうり坊を感じさせる見た目になりました。
不確かな記憶…。
確か多めのゴマ油をフライパンで熱し、そこにニンニクを入れて香り付けしたような気がするので、その記憶に従って進めました。
あまり火力が強いとニンニクが焦げてしまうので、弱火にして軽くニンニクの色が変わるくらいまで、じっくりゆっくり加熱してみました。
ここまでくれば
ニンニクが焦げないうちに、うり坊を投入。しっかりゴマ油を絡ませ、足りないところには追いゴマ油(?)してみました。
弱火なので、少しの間はほったらかしでも大丈夫そうなので、その隙に調味料を合わせました。
何をどれくらい?
以前作ったときは、大さじとか小さじとか使わず適当に味付けしていたので、何をどれくらいの割合で入れたかわかりません。
なので、今度はあとからまた作るときにでもわかるように、計量スプーンを使って分量を記録しておくことにしました。
とはいえ、今回がうまくできる保証はありませんが…。
実験気分で
ベースになるのは醤油なのでまず大さじ1杯と、みりんも入れたほうがいいのかなと迷いながらこれも大さじ1杯と砂糖大さじ1杯。
これで足りるのかどうかもわからなかったんですが、ここまで来たら腹をくくって居直ります。
調味料のバランスとしては悪くはないんじゃないかな?と…。
あと少しだ
ナスが柔らかくなってきていたところに、不安な合わせ調味料を流し込みました。
いい感じに沸騰して、ジワジワと煮詰まっていきます。味はどうかわかりませんが、見た目は記憶にあるのと同じです。
これなら大丈夫だろうと思いつつ、ちょっと味見をしてみると、なんとなくいい感じに思えました。
味見したのに…
タレが煮詰まってきたら火を止めて完成。
器に盛り付け、いよいよ久しぶりの味を堪能しようと一口食べてみたら、思い描いていた味とちょっと違う!(不味くはなかったんですが…)
全体に味が薄くて、ゴマ油が強すぎた感じでした。
それでも基本的にはその辺を調整すれば、あの味になるはずだから失敗じゃないと自分に言い聞かせて、リベンジを誓うジジイなのでした。
今日のひとこと
このナス料理だけだとちょっとさみしかったので、出番を待っていたニラを醤油漬けにしてみました。
こっちはちょっとしょっぱかったんですが、翌朝TKGにたっぷりのせてみたらなかなかイケました。
これから数日作り置きとして楽しめそうです。
今日もしょうもないお話でしたが、最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。